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仏像の種類
 
菩薩
聖観音
聖観音

すべての観音の基本となる菩薩。大乗仏教でもっとも広く信仰され、観音菩薩、観世音菩薩ともよばれます。人々の苦しみの声を聴き、苦しみのありさまをしっかりと見届けて、その人たちを全て救ってくれる崇高で偉大な菩薩です。

十一面観音

十一面                                          観音

変化観音のなかで、もっとも早くインドで成立しました。頭上に十一の顔を持ち、その十一の顔で全ての方向を監視し、我々の苦悩を漏らすことなく救済してくれます。ちなみに、なかなか見れないのですが、後ろの一面は暴悪大笑面ともいい、大爆笑しています。

弥勒菩薩

弥勒菩薩は兜率天(とそつてん)「釈尊がこの世に生まれる直前にいたとされる場所。仏教の世界観では六欲天の第四天界」で修行中の身ですが、仏陀釈尊が入滅してから56億7000万年後に現れて、人々を救済すると説かれる菩薩です。

不空羂索観音(ふくうけんさく)

羂索とは、戦闘や狩猟に用いる環のついた縄のことで、この縄で、すべての人々をもらすことなく救ってくれる菩薩です。不空とは、願いが空しくないという意味。十一面観音に次いで成立した変化観音といわれています。一面三目八臂が一般的です。

千手観音

千手観音

千手千眼自在菩薩が正式の名前で、千の手にはそれぞれ目を備えています。千とは無限の意味。無限の慈悲ですべての人々と生き物を救うことを象徴し大悲観音ともよばれています。

馬頭観音

馬頭観音

馬頭観音は異例の忿怒相をしています。また頭上に馬の頭を頂くのも特徴です。人々の苦悩や災難などの諸悪を粉砕する観音で、その像容から馬頭明王ともよばれます。六観音の1つに数えられ、平安時代後期以降は単独で祀られる例もあります。三面八臂の例が多いようです。

如意輪観音

如意輪観音

衆生を苦悩から救い、その願いをかなえてくれるという変化観音の1つ。思うがままに珍宝を出し、苦しみを取り除くという如意宝珠と煩悩を打ち砕く密教法具、輪宝を持つことで、みずからの役割を明らかにしています。一面六臂の例が多く、左手はだらっと下げて、右の手を頬にあて思惟のポーズをとっています。

文殊菩薩

文殊菩薩

文殊は釈尊の没後にインドで生まれた実存の人物と伝えられます。「文殊の智慧」というように文殊は智慧の象徴で、学業成就に霊験がある菩薩として信仰を集めています。単独でも信仰されますが、釈迦如来像の左脇侍を普賢菩薩とともに務めます。智慧の象徴である剣を持ち、獅子に乗る像がよく知られています。

普賢菩薩

普賢菩薩

普賢とは「普通の教え」という意味。諸仏の理性を示し、慈悲をつかさどる重要な菩薩とされ、位が高い菩薩となっています。釈迦如来の脇侍を一緒に務める文殊が「智慧の菩薩」なのに対して「行の菩薩」といわれ、あらゆる場所に現れて人々を教化し、救済してくれる、いわば行動する菩薩です。白像の上に合掌して坐す像が多くみられます。

虚空蔵菩薩

虚空のような広大無辺の智慧と慈悲で、人々のさまざまな願いをかなえてくれるというありがたい菩薩。観音像と対をなす場合もあり、奈良・東大寺の大仏の脇侍は、半跏の如意輪観音と虚空蔵菩薩だったとされています。

地蔵菩薩

地蔵菩薩

釈迦が入滅し、弥勒菩薩がこの世に生まれるまでの無仏世界に現れ、地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人、天の六道に輪廻して苦しむ人々を救済するという菩薩。お地蔵様として、日本では親しまれた存在となっています。高僧像と似ていますが、老人に作られることが少ないのが地蔵菩薩像の特徴です。

勢至菩薩

大静止勢至菩薩、あるいは得大勢至菩薩ともいわれる菩薩です。智慧の光によって一切をあまねく照らし、人々の迷いを取り除く力をもつ仏とされます。単独で祀られることはほぼ無く、観音菩薩とペアを組み、阿弥陀如来のサポートをしています。正観音との区別は、宝冠の正面に水瓶をつけているほうが勢至菩薩です。

その他

日光観音、月光観音、准胝観音など

 
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