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松久宗琳師匠のもと京都で13年間修業。 今は伊豆の工房で仏を彫る
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伊豆の自然のエネルギーを貰いながら仏と向き合う
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「今修復している仏像は500年ほど前のもの。修理が終われば、おそらく700〜1000年は大丈夫でしょう。仏様の命は永遠です」と語る大和宗雲氏、今は伊豆山中の工房で思うがままに仏様と向き合う。また「ジタバタ急いで彫っていたら1000年生きる仏像はできない」とも。
工房のある場所はまさに伊豆の自然の宝庫である。朝の新鮮な緑の薫りを吸いながら犬と散歩し、のんびり温泉に入り、海釣りやスキューバダイビングを楽しむ生活。そんな伊豆の自然のエネルギーをたっぷり貰って、宗雲氏は木と語らい、仏様と対話する。
「技術は長年続ければある程度は上達する。でも技術だけに走ると冷たいものになり生きた仏様にはならない」と言う。今は彫りたい時にしか彫らない。「自分が楽しくなければ、1000年の命を吹き込む仏像は彫れない」、宗雲氏の長年の仏師生活で得た哲学である。
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Profile |
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大和宗雲(やまとそううん)
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| 1951年 |
東大和市に生まれる。(立正大学社会福祉学科卒)
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| 1979年 |
佛師を志し、京都に移り住み大佛師松久宗琳先生に師事する。
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| 1982年 |
成田山五大不動明王製作
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| 1992年 |
師 宗琳先生より独立を許される。
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東京都西多摩郡日の出町に宗雲仏像彫刻研究所工房を開く。
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| 1993年 |
ファインプラザにて第1回宗雲仏像彫刻研究所展示会を開催。
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青梅市美術館にて個展開催。
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| ●主な彫像 |
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東京 天台宗 玉泉寺
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伝教大師
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東京 天台宗 安養院
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薬師如来・阿弥陀如来
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埼玉日蓮宗 四恩堂
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三宝尊・四天王
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新潟 真言宗 大聖寺
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不動明王
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静岡 臨済宗 高岩寺
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薬師如来
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| ●大和宗雲仏像彫刻教室 |
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あきる野仏像彫刻会(東京都あきる野市)
コミニティークラブたまがわ(東京都世田谷区)
安養院仏像彫刻教室(東京都日野市)
立川教室(東京都立川市)
下田仏像教室(静岡県下田市)
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仏像教室で生徒さんが彫っておられる顔はみんな穏やか
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京都での修業を終え独立後は東京で制作に励む。しかし煩雑な都会生活から離れ「もっと仏と対話しながら彫れる環境」を求めて、10年前に伊豆下田の山中に工房を構える。弟子になりたいという我欲だけで彫った当時を振り返り、「仏像は短時間の気合いでできるものではなく、長い年月をかけて作り上げます。時には木と、仏と対話しながら仏さまを迎え入れます。師匠の教えが今やっと分かりかけたような気がする」と語る宗雲氏。現在は下田市はじめ、東京のあきる野市、立川市、日野市、世田谷区で「大和宗雲仏像教室」を開催。「仏を彫る生徒さんの顔はみんな穏やか」は氏の感想である。
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