阿弥陀如来
地蔵菩薩
十一面観音
蘭陵王
琳黌・琳觀父子が歩む 1300年の仏像彫刻の継承。 煩悩消滅の願いを込めて―。
松久朋琳・宗琳師の「琳」をいただき雅号とする
父の江場琳黌師は昭和33年、15歳で伯父服部三之助師に師事、23歳で京都の大仏師松久朋琳の門をたたき、仏性を具現化した仏像彫刻の技法と精神を学ぶ。その後48年に現在の愛知県長久手町に工房を構え、55年には朋琳師の「一人一仏」の意を継ぎ、一般の方にも広く指導することを目的とした草仏会を発足させる。 長男の琳觀師は幼少から父の背中を見て育ち、自然に仏師の道を志す。平成4年、18歳で松久宗琳佛所の内弟子として入門し仏像彫刻の奥深さを学ぶ。琳黌・琳觀父子は現在、江場佛像彫刻所で仏像制作・修復のかたわら、彫刻教室を開催するなど、後継者の指導・育成に努めている。
江場琳黌(えばりんこう)
愛知県に生まれる。本名 義一
仏師・服部三之助師に師事
大仏師・松久朋琳師に師事
愛知県長久手町に江場佛像彫刻所設立、京都佛像彫刻研究所
仏像彫刻の愛好会「草仏会」を発足
真言宗智山派智積院より大仏師号を拝受
現在、長久手町文化財保護委員、NHK文化センター講師、中日文化センター講師、「草仏会」主宰ベルギー展など展示会開催及び出展・入賞多数、全国の寺院への謹刻及び仏像修復多数
江場琳觀(えばりんかん)
愛知県に生まれる。本名 亘
第5回草仏展(名古屋市博物館ギャラリー)に大黒天を出展。
松久宗琳師に指導を受け入門の許可を得る
大仏師松久宗琳佛所に内弟子として入門
ベルギーのブリュッセル、ワーテルローの父琳黌の個展に
十一面観音、聖観音等を出展
松久宗琳佛所の修業を終え独立。翌年「琳」をいただき雅号を
琳觀とする
現在、工房で父、門弟と日々仏像に向かう
愛・地球博で3mの仁王像の彫刻を父子で実演
「1000年スパンのものづくり〜仏像と森〜」(瀬戸会場市民パビリオン)をテーマに仁王像の制作過程の彫刻を実演する江場琳黌師・琳觀師父子。 この企画は仏像依頼元である彌勒寺はじめ、木曽森林管理署など、多くの企業・団体のプロジェクトの協力のもとに実現したもの。寄木造りの仁王像の公開制作は8月29日(月)〜9月22日(木)まで。阿吽形2体の完成時の大きさは3m。