地蔵菩薩像
准胝観音像
持国天
大日如来像
高雄曼荼羅(国宝)の大日如来像の静かさの内なるエネルギーに感銘
大仏師・松久朋琳、宗琳の内弟子となる
子ども時代から絵を描くのがの好きで、仏画をよく見様見まねで模写 をしていました。しかし、彫刻の方がより実在感がありインパクトも強く、高雄曼荼羅(国宝)の大日如来像の静かさの中にあるエネルギー(パワー)に深い感銘を受けたのが、仏師を目指した発端です。その後、京都の大仏師・松久朋琳、宗琳の内弟子になり、京都芸術大学の彫刻の教授であった故山本恪二先生から彫塑の指導を3年間受けました。私の仏師としての使命は「礼拝の対象としての仏像を作ること」が基本的姿勢です。
岩本凌慶(いわもとりょうけい)
寺院のご本尊から在家の仏壇の仏像まで“礼拝の対象としての仏像”を彫り続ける
私の東京の実家は神棚はありましたが、特に信心深い家ではありませんでした。祖父が亡くなられた時に建具屋を家業にしていた父が自分で仏壇を作っていました。美術や彫刻に興味を持っていた私は、江戸時代の彫刻家として著名な高村光雲の作品を見てこれはすごいと思い、以前から興味を持っていた仏教にも関心を持つようになりました。大学に入学してからは彫刻に少しでも役立つと思い、解剖学をとり、そして同時に内弟子になる前から松久朋琳先生の通 信添削の指導を受けながら、仏像彫刻を始めていました。仏像作りは私の生き甲斐であり、体の続く限り彫り続けたいと思います。